出張レポート

8月30日から10月末まで、パリのグランドエピスリー(老舗の百貨店)で、日本フェアが開催されております。昨年末に和食が世界遺産に登録されたのをきっかけに、和食とともに日本の食文化の歴史を刻んできたお茶にスポットが当てられ、今弊舗のお茶がグランドエピスリー様の棚に並べられており、大変ご好評をいただいております。

www.lagrandeepicerie.com/…/98713_the-vert-hojicha.

専務が8月下旬からフランスに発ち、日本フェア初日の8月30日に、早速現地で試飲販売をさせて頂きました。
日常の飲み物としてすでに日本茶に親しんでおられる方の多いことにびっくり。
しかし、中でもお茶は熱いお湯でいれるもの、という考え方が主流となっており、湯さまししたお茶の’うまみ‘を説明すると、とてもいい反響をいただきました。うまみはフランス人の味のカテゴリーの中にない。それに対してiodé, comme une algueと海水の味に結び付けて連想していただき、5em gôut (5番目の味覚)を再認識され、日本茶における深い味のトーンを見つけて大変喜ばれました。
一煎目、二煎目、三煎目と湯温を上げていくにつれて、移ろう風味の違いを楽しめるところに、日本茶を味わう醍醐味があることを理解していただき、また利招園のファンが増えました!日本が好きだし、日本茶がとにかく大好き、と来訪客の方はとても喜んで下さいました。

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